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お父さん
2016.11.17
こんにちは
菊川サテライトの川鍋です
11月になって急に寒くなり
すでに靴下2枚履きです (*^.^*)
訪問看護を始めて 早くも4年と8か月
新人の頃のドキドキな気持ちは何処へやら
始めてのお宅にも 堂々と行けるようになりました
入職して間もない頃
医療物品の交換の際に上手くできず
ご利用者様にお叱りを受けたことがあります
「これは 川鍋君の練習のためにあるんじゃないだよ
もう来なくていい」
次の交換の日 訪問担当
井上社長から 「変わろうか?」と
迷いながらも 私が行きます と覚悟を決めて訪問
ケア中は
手の震えを抑えるのに精いっぱい
なんて声掛けしたのかも覚えていない
「今日はできたね ありがとう」
あー 良かった…
涙が出そうなくらい怖かったけど 来てよかった
そんなことがあってから
叱られることも 時々あったけど
ご利用者様との距離が近づいた気がします
2年ほど経ち
体調が悪くなることが多くなって 入院することが決まり
ケアマネジャーさんから連絡があったのですが
ご利用者様が何も仰らないので
私もあえて何も言わず ふだん通りにケアをして
最後に
「川鍋君が初めて来てくれた時
亡くなった娘が帰ってきてくれたと思ったんだ…
ありがとう」
父親のように優しく
父親のように厳しく
新人の私を 温かく見守って育ててくれました
時々 思い出します
頭を撫でて褒めてくれたこと
もっともっと成長しますよ
ありがとう お父さん