ブログBLOG

ブログ

グリーフケア

2021.06.28

こんにちは大島 理学療法士の久野です。

先日ですがグリーフケアのためにご利用者様のお宅に伺いました。

グリーフケアとは
死別を経験しますと、しらずしらずに亡くなった人を思い慕う気持ちを中心に湧き起こる感情・情緒に
心が占有されそうな自分に気づきます(喪失に関係するさまざま思い:「喪失」としてまとめます)。

また一方では死別という現実に対応して、
この窮地をなんとかしようと努力を試みています
(現実に対応しようとする思い:「立ち直りの思い」としてまとめます)。

この共存する二つの間で揺れ動き、なんとも不安定な状態となります。
同時に身体上にも不愉快な反応・違和感を経験します。これらを「グリーフ」と言います。

グリーフの時期には「自分とは何か」「死とは…」「死者とは…」など実存への問いかけをも行っています。
このような状態にある人に、さりげなく寄り添い、
援助することを「グリーフケア」と言います。(日本グリーフケア協会)

私個人としてはこのような場に参加させていただく直前まで
「私の利用者様との関わりは本当にこれで良かったのだろうか?」
「もっとできることはなかっただろうか?」と自問自答しながら訪問します。

実際に訪問してみるとどの家庭でも心から暖かく迎えていただきます。
そして癒すどころかとてもあたたかい気持ちにしていただいてお宅を後にします。

あらためて訪問の仕事をしていて良かったと思います。

(掲載許可いただいています)


ブログ一覧
メディア記事
訪問業務の話
育児の話
研修会&行事
旅行&帰省
色々な話
異色の井上です

こちらも合わせて御覧ください。



最近のBLOG記事

Copyright © 2017 aoakua All Rights Reserved.
アオアクア / aoakua は、株式会社アオアクアの登録商標です(登録番号第5950340号)