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これからも元気にがんばります

2018.08.17

理学療法士の渡邉です。
連日、猛暑日が続いておりますが皆様は夏バテをしておりませんか?

私はアオアクアに勤めて2年半になります。
その中で思うことが大きく2点あったので、今回はその話をさせていただこうと思います。

私は今まで整形外科クリニックにて長年勤めており、通われていらっしゃる患者様のリハビリを主にしておりました。
訪問リハビリはそれとは逆に皆様のご自宅にお伺いしています。
あくまでも「生活の場」ですので、もちろんリハビリのための道具が準備されているわけではありません。

まず1点目は、
訪問リハビリの私達は、皆様の「生活の場所・空間」で、
どのようなことがお困りなのか、そしてどのような動作が必要なのか、
ということを瞬時に把握しなければなりません。

その上でその方に合うリハビリを提供しなければならない。ということが新しい発見でした。
これは、病院やクリニックでは中々味わえない「究極のリハビリ」だと感じております。

クリニック時代の患者様は写真などを使いご自宅の説明をしてくださる方もいらっしゃいますが、
やはり実際の現場と異なることが多くみられます。
そして、病院では使うことができる道具がご自宅では使うことができないこともあります。

例えば
通常のハンドル付きの車椅子よりも、
キャスター付きの普通の椅子を足で操作して移動する方が小回りが効いて便利な方。
手すりを取り付けるよりも、重たい家具を手すり代わりに利用する方。

どちらも生活空間の邪魔にならず、見た目にも良いという工夫があることも含め、
多くのことを学ばせていただいております。毎日毎日、新しい発見がある訪問です。
なので、私自身も皆様のご期待に応えられるよう、引き出しを増やすために自己研鑽していこうと思っております。


もう1点は
ご利用者様、ご家族様の「優しさ」に勇気づけられたり、元気をいただいていることでした。
生活の場面であることで、布団やベッドなどでリハビリがしやすいように、 私たちがそのまま使用しても良いように。
バスタオルや座布団をご用意して下さること、リハビリに必要な道具について、
ご自宅にあるものを捜して下さる方、また一緒に道具を作って下さったご家族の方々。
暑い日、寒い日、雨の日に「こんな日に来てくれてありがとう」とお言葉をいただくことなど。
病院・クリニックという建物の中では感じ得ないことが多くありました。

何よりも
ご利用者様に「リハビリをしてから体が軽くなって動きやすくなりました」
ご家族様から「前よりも元気そうになりました」「介助が楽になりました」
などのお言葉をいただけた時は、この仕事をしていて本当に良かったと思える瞬間です。



まだまだ訪問という仕事では未熟な点も多いですが、
これからも皆様が笑顔で過ごせるように、お手伝いができたらと思っております。

今後も皆様のご自宅に元気に訪問いたします。どうぞ宜しくお願い致します。


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